屋根の収納力。
「お家のポケット」のような自由な収納。
屋根裏のデッドスペースを活かし
断熱と換気を整えた高品位・好環境な収納空間。
一般的な住まいは、収納面積率(床面積に対する収納面積の割合)が10%程度は必要といわれます。日用品は片付きますが、季節の衣類、旅行やレジャー用品、 家族の記念品など、使用頻度が低い物や特別な品物の収納場所は不足しがちです。
「ハコイエ Pocket」なら収納面積率約30%が実現可能。 先々まで収納スペースにゆとりを持たせます。
「ハコイエ Pocket」の魅力は収納力。
1坪タイプのスチール物置の約4台分に相当する収納が、屋根裏に作れます。
冬物のコートといった大型衣類はもちろん、ギターケース、ゴルフバッグ、旅行用トランクなど、大型の荷物をお家の中にそのまま収納することができます。
※30坪総2階の家で最大の収納力の場合
高温になりがちな屋根裏。ハコイエの屋根断熱は外からの熱をシャットアウトし、リビングなど居住空間とほぼ同じ温度を保ちます。
また湿度を24時間監視し、一定の湿度に達すると自動で換気するシステムを標準装備。
収納空間を最適な温度・湿度に保つことで、写真アルバムなどの思い出の品や傷みやすい繊細な衣類の保管も安心です。
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制作ノート 1
ハコイエポケットとは
収納が少ないといわれる住まいに、今まで使っていなかった屋根の空間を「ポケットを付けるように空間を置き換えることで、たくさんの収納を作る」というアイディアのもと、このハコイエポケットは生まれました。
ハコイエポケットは、建築上「3階」にはなりません。建築基準法から、①床面積は2階の大きさの2分の1まで ②天井の高さは1.4m までに抑えれば、3階とはならないからです。また、固定資産税の対象面積にも含まれません。
今までは、収納を増やす事は家を大きくすることでした。しかし、設計を工夫することで、これまでと同じハコイエのなかに新たな収納空間を創り出すことができました。これからも今まで使ってこなかった住まいのスペースを収納に置き換える場所を見つけご提案できるよう、アイディアを重ねていきたいと思います。
制作ノート 2
なぜ、今まで屋根を収納にしなかったのか?
屋根の空間は、大変熱く湿度も高くなりがちで、夏は60度~70度になるといわれています。
ハコイエでは、これからの省エネ住宅に屋根の中で熱がこもることを防げれば、室内空間が体感的にすごしやすくなると考えました。
今まで2階の天井裏に敷きこまれていた断熱材を止め、屋根の傾斜に合わせて断熱材(現場発泡型高性能ウレタンフォーム)を吹き付けることで、熱の侵入を抑えることにしました。そうして生まれた熱のこもりにくい空間を屋根収納とすることに成功しました。また、真夏の熱の侵入を考慮し、湿度センサー式の換気扇を標準装備します。これで自動的に熱と湿気を輩出することができます。
このように、これまで当たり前としていた設計に新たな工夫を加えることで、この商品を開発することが可能になったのです。